矯正治療中の通院頻度はどれくらい？

小児矯正であれば、基本的には1か月毎にご来院いただきますが、治療の最終局面などのこまめな診断が要らないときには半年に1回ということもあります。
大人のワイヤー矯正では月に1回のご来院となります。マウスピース矯正（インビザライン）の場合は1.5か月～2ヵ月に1回通院いただきます。

変なところに歯が生えてきたけど、このまま放置していて良いの？

歯列から外れた位置に歯が生えてきた場合は、いくつかの原因が考えられます。生え代わりが遅れたことで別の場所から生えてきた永久歯か、通常であれば生えるはずのない歯である可能性があります。どちらにせよ一度歯医者にかかることをお勧めします。通常は生えない歯というのは過剰歯といい、決まった本数以上に生える余分な歯のことです。過剰歯が他の歯に悪影響を及ぼすと想定される場合は抜歯となります。ずれて生えた永久歯は歯並びの管理を行い、必要であれば矯正治療をお勧めすることになります。

他の医院では、そのままでいいですよと言われたけど大丈夫？

診断は歯科医師によって異なる場合がございますので、ご心配な方は当院へお越しください。小児矯正の場合は無料相談を行っておりますので、その旨をご予約の際にお申し付けください。

前歯が飛び出していて、いつも口が開いていて心配

出っ歯、つまり上顎前突だと考えられます。上顎前突は見た目の症状だけでなく、口腔内が乾きやすく衛生上良くないことや、歯周疾患リスクが高まること、噛みあわせが良くないことなど多くのデメリットがあります。矯正治療を行えば、それらの短所の解消と顔貌の改善が期待できます。

下の前歯の裏側から歯が生えてきたけど、このままで良いの？

過剰歯または生え替わりの遅れにより、ずれて生えてきた下の永久歯だと考えられます。放置せずに当院にお越しください。過剰歯の場合は抜歯が必要なことがあります。生え替わりの遅れの場合、抜歯が必要かどうか診断いたします

乳歯がすでにガタガタに生えていて、大人の歯に生え変わったときに心配

永久歯は乳歯以上に1本1本の幅が大きな歯です。乳歯の時点で前後にずれて生えてきているということは、永久歯はまず隣り合った状態では生えないでしょう。このようなケースでは、歯が並ぶスペースが足りないと考えられますので、早期の矯正治療が必要です。早い時期から治療を開始することで、永久歯の抜歯を回避できる可能性が高まります。

子どもの歯並び矯正って、銀の針金を表につける目立つ装置なの？

小児矯正の治療の時期には第一期と第二期があります。第一期は永久歯と乳歯が混在する時期の治療、第二期は永久歯が生え揃ってから行う治療です。そして、この第二期の治療は大人と同じワイヤー矯正になります。第一期であれば、顎の幅を広げる治療や舌・頬の位置を正す機能的な矯正治療（予防矯正）で永久歯が生える準備を行います。

うちの子の集中力がないような気がするけど、歯と関係ある？

お子さんに口呼吸の癖があるようでしたら、集中力と関係がある可能性はあります。口呼吸は前頭葉の酸素消費が多く、前頭葉の慢性的な疲労につながると考えられています。また、口呼吸はウイルスの侵入を容易にしてしまうため、風邪を引きやすくなります。そういった状態が生活の質を下げてしまっている可能性も考えられます。歯並びが原因で口呼吸となっているかどうか診断いたしますので、ご相談にお越しください。

きちんと噛んで食べることができていないみたいだけど、どのような治療をするの？

きちんと噛めないということは、不適咬合の可能性があります。不適咬合を治すには矯正治療を行います。咬み合わせを正すことで、食べ物が細かく咀嚼できるようになります。適切な咀嚼はスムーズな嚥下を可能にし、いつまでも飲み込めないという症状の解決策にもなります。