ひやま歯科では小児矯正だけ行い、成人矯正は行わないということはなく、小児から成人まで矯正治療をご提供しております。小児歯科専門医でもある歯科医師が、矯正治療を第一と考えるのではなく、本当にお子さんに矯正が必要なのか患者様と一緒になって考えます。成人の方においても、ベストな治療方法をご提案し、ひやま歯科に相談してよかったと思っていただけるような診療を目指しております。
矯正治療は歯並びが良くなることがゴールではありません。噛み合わせが最適な状態になり、その結果並びがよくなるのです。噛み合わせが良くなれば、歯のケアが行いやすくなり、汚れが溜まりにくくなります。すると歯肉炎をはじめとする歯周病に罹りにくくなります。歯周病は歯を抜く原因の中で最大の割合を占める病気です。歯を抜くことになり、将来困ることがないようなお口を一緒に目指していきましょう。
一見見た目が良くても、実は噛み合わせが不適切で顎に負担がかかっている場合があります。つまり、見た目だけでは適切な機能や状態をなしているかは分からないのです。歯医者に咬み合わせを管理してもらうことで、適切な成長を促すための治療計画を立ててもらうことができます。そして、その結果、舌・歯・頬のバランスが取れた成長が実現し、すっきりとした顔貌に成長することができるのです。
人目が気になり矯正治療を始めたのに、約2年もの間、とても目立つメタリックな装置を付けることは嫌だという人は多いのではないでしょうか。誰しも他人に気付かれずに歯並びを良くしたいものです。そんな方にお薦めなのがマウスピース矯正です。これは透明なマウスピースを付け替えていくだけで歯並びがよくなる矯正システムで、装着中でも目立ちません。取り外しが可能ですので、食事中に装置への引っ掛かりを気にする必要も無用です。
学童期は、永久歯が適切な位置に並べられるように準備をする期間でもあります。この時期に行う矯正治療としては、顎の幅を広げたり、舌や頬の位置を正すということがあります。決まった装置を装着するだけで、成長する力を利用してお口の中のそれぞれの器官が正しい機能を発揮できるようにします。小児矯正は成人や青年期のワイヤー矯正よりも安価に済むもので、場合によってはワイヤー矯正が不要になることもあります。